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魔王の憂鬱 評価 7/10 構成がおもしろい

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世界を征服しようとする魔王があまりにも、勇者が現れないので、自分で自分を封印してみたり、あまつさえ、自分で異世界から勇者を召還してみたり、召還された勇者が女子高生だったりと、どうみても、萌え魔王小説です。ありがとうございました。というところなのですが・・・まぁ、わりと、話の構成事態はおもしろかったかと。

話自体は、へっぽこ魔王ものというか、萌え魔王もの。

とくに意味もなく、世界征服をくわだて、

勇者の出現をこころまちにするも、あらわれず

あぶなく、征服が成功してしまいそうなので
自分で自分を封印してみたり
それでも、勇者があらわれないので、勇者を召還してみたら女子高生だったり
するわけですが

まぁ、ここまでなら、ありきたりの、萌え魔王小説なのですが

読み進めていくうちに、すこしづつ違いが明らかになってきます。


その世界では魔王などいなくても、人は若死にし
奇形化し、ろくな食料もなく、そして、人類はすでに、生殖することすらできず、クローンで子孫を残す程度


そう、勇者様が呼ばれた世界は、魔王などいなくても終末の世界だったのです

他方、まっとうな、科学文明の世界から来た、勇者様(女子高生)は、ふつうに存在しているだけでも
力持ち、というか、その世界の人が力なし・・・
という状況で勇者かいどうをまっしぐらしつつも、世界がまりにも、終末的なことに、感じがすこしづつ変わっていく


そして、最後には、勇者と魔王の対決となるわけですが・・・そこにも一波乱

プロットといか、ストーリーの流れ自体は、萌え魔王ものから始まって、うまく、話を延ばせていて
とてもおもしろいと思いました。


まぁ、難点をいえば・・・
文章に躍動感がないというか、安っぽいというか・・・がなければ、秀作だったのですが・・・



話の展開『だけ』はおもしろいと思うので、まぁ、読んでみてはいかが?という程度



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