2007年0222

扉の外 評価 9/10 おもしろい試みだと思う。

扉の外[Amazon]

うーんと、なぜ、戦争は起こるのか?というのを。
閉鎖された空間で、ちょっとしたゲームを少年達が繰り広げる
という中で、最初は楽園だったのが徐々に戦争になっていく様
そのいくつかの集団を少年が渡り歩き、さまざまな考え方にふれる様
それを通して、若い人たちに疑問を投げかけるような作風はおもしろいと思う。

そして、妙に説教くさくなく、ライトノベルの範疇で収まっているのはよい

あなたは突然

閉鎖された空間の中にクラスメートと閉じこめられます。
配給があります。
衣食住は足りています。

しかし、軍備を買うことも出来ます・・・
そう軍備・・・

最初はみな、配給で事足り満足するのだが
攻め込まれるかもしれないという不安から
軍備を増強し、そのぶん配給が減り

増強された軍備はやがて、攻め込まれる前に攻め込めという理論にすりかわり・・・

と、奪う必要がないのに戦争へと発展していく様がとても
おもしろい。


そして、最後に、勝ち残ったチームと負けたチームの交渉も
勝ったチームの正義面がおもしろい。

そしてそいて、そこから続くさらなる展開も、良いと思う。


これを世界の縮図としてしまうにはいくつかの要素が足りないが
子供の内に、または大人になってからでも
こういう、世界の縮図の一端をおもしろおかしく学んでおくことは良いと思う。

そう言う意味では、そして、妙に説教くさくなく、ライトノベルの範疇で収まっているのはよい

また、配給・戦争・コミュニケーションと要素を絞っているために
単なる少年達の冒険ではなく、世界の縮図の一端という事が強調されながら
やっぱり、少年の冒険であるところは良いなぁと思う。

荒削りではあるが、トータルバランスとして、ライトノベルとして 良いと思うので9点を送りたい。

次回作ではあと1点がんばってほしい。




蠅の王はあえて・・・関連する作品は?といわれたら、上げる作品。
まぁ、違うと言えば違うけど、近いかなぁと


その他






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