上遠野 浩平
上遠野 浩平という作者は、『ブギーポップは笑わない』というシリーズで鮮烈な印象を人に残した作者である。世界系という独特のジャンルを切り開いた一人でもある。
英雄が悪を倒す出もなく、ラブストーリーでもなく、ただ世界のあり方をほんの少し違った確度から切り崩し生きていく上での塩と砂糖になるそんな、辛さと甘さが同居した 心の栄養。それがこの作者の特徴。
そんな作者が最近は有名になってしまったためか、乱発乱造が多かった物の・・・本作は、GOOD.野心的な作品であるといえる。
読者を飽きさせることのない、緻密なストーリ構成。シリーズ共通の人物が少し出てくる事による常連へのおもてなし。初めての人でも読みやすい、常連しかわからないお約束がないやさしさ。
どこをとってもすばらしい。しかし、何度も言うが、283Pの5行目まで、あなたが、この本を読むことが出来れば、きっと感動してくれることだろう。
この本の特徴
ちょっとした少年が姉と、落ちぶれた青年と宝探しをする話。だけれどもその中で、金銀財宝ではなく、少年は『世界を支配する』事を学んでいく
そういうお話。
ブギーポップシリーズが好きな人へ
オキシジェンが出てきます。
総評
文庫ではなく親書ということで、見落としていましたが・・・秀作・感動。久々に、生きる元気がわいてきた!!!!!!!!
あなたが、ライトノベルファンだというならば、すくなくとも、立ち読みぐらいはしてみるべきだ!!。そうすればこの本のおもしろさが、わかるはず。
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