ジョルジオ アルマーニ 帝王の美学[Amazon]
ジョルジオ アルマーニ ひょっとしたら、ご存じない方もいるかもしれないが、イタリアの有名ファッションデザイナー。ITエンジニアである僕がこの本を読むと、なんで?という目で見られてしまったが、同じエンジニアというかクリエイターなんだと。
評伝という形なので、アルマーニ本人の言葉はうかがい知れないが、ファッション界の変革を知るという意味では、IT業界の若きエンジニアにもなにがしかの参考になるかと
孤高のデザイナー
完全主義・他人を信用しない・一人で何でもやる。この本を読んでいると、アルマーニという人はそういう人であると評されている。
そんなアルマーニが、経営面でのパートナーを得て、イタリアファッション界を変革し、アメリカへと進出していく話が描かれている。
ある意味、完成してしまったファッション界では、もうこれほどの歴史的変革は無いかもしれないが、まだ黎明期にあるIT業界では、だれかが、アルマーニのような役割をするのかもしれない。
完全主義・他人を信用しない・一人で何でもやる。どことはなしに、IT業界のエンジニアっぽくないだろうか?
同じクリエイターとして人種的には通じる物があるのかもしれない。
読み所にはどぼしいが・・・
さて、しかし、この本は、どこを読めばいいのかと言われると、微妙かもしれない。アルマーニというブランドありきであり、アルマーニってどんな人?という興味がないとなかなか楽しめない。
ファッション界の知識もいろいろ書いてはあるので、それはそれで楽しいが・・・、それならば専門書籍を読んだ方がよい。
成功者の後追い、人生の参考書として役立つかというと・・・アルマーニ本人の言葉ではないのでなんとも
というわけで、なんとも読み所の無い本ではある。しかし・・・それでも、1つもモードを作り上げたアルマーニという人物。偏屈な技術屋のイメージそのものの人となり。それを見ておくのはなんだか、よくわからないが、なんとなく、好ましい。
完璧主義で生きていくのはとても苦しい、しかし、完璧主義でなければ、たどり着けない領域があるのもまた確か・・・そんなアルマーニをまわりがどう見ていたのか?というのを若干ホメ調子で書いてある本である。
うまく説明できないが・・・まぁ、中古で安く出ていたら、買って読んでみてよという感じ。何か感じる物があるかもしれない。