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IPAフォーラム2007で討論してきた - 東大MOT学生の奮闘記
★Life is beautiful: 優秀なエンジニアは「入社時のスキルを問わない会社」には就職してはいけない
私は問いたい、NTTの電話交換機が落ちたり不通になったりしている所にどれだけ遭遇しましたか?
はたまた、110や119などの非常回線がつながらなかったことは?(アメリカではありえるのだ!)
はじめに
元NTT系の人間として、あえて言わせてもらおう。NTT系列の会社はクソかもしれない。そこは否定しないようにしよう。しかし、NTTが支えて来た、交換機などのインフラ開発技術はクソじゃない。世界最高峰だといっても過言ではない。世界的なシェアを取ったりもしている日本の技術をナメるなよ。という事。見る影が無くなってきているのは確かだが、そこでしか学べないことがあるのもまた真実だ
信頼性・誠実性というファクター
普段、みなさんは、口がうまいヤツ(文系)は得をする。実力があるヤツ(理系)は損をする。といっていますが、それは理系の中の古来からある日本企業とベンチャー系企業も同じではないでしょうか?古来からある大企業にしかできないことは確かに存在し、そこにしかないノウハウは確かに存在しています。しかし、交換機やバンキングなど高信頼性という目に見えないファクターはあまり評価されないんですよね。
そのくせ、偽装問題が出ると、やれ信頼性だ誠実だといいだす。普段、効率効率といって、信頼性や誠実性をえらばなかったお客様が、いざ!という時にそういう事を言わないで下さいと思います。もちろん、レビログ読者のあなたは違うでしょう。でも、もっと、信頼性や誠実性というファクターにも目を向けて欲しいと思います。もっとも、いまの大企業文化が良いと言うつもりはありませんが!
大企業にしかないノウハウ
残念ながら年賀や災害時以外にNTTの電話交換機が不通になったらそれこそ、新聞に載ってしまう大惨事だ。
でもGoogleやはてな?まぁ、mixiとか、結構障害出てるよね。検索そのものは落ちないけど、Gmailとかウィジェットとかはよく落ちていた物だ
開発だけが開発じゃない。テストやドキュメントは?
日本は製造業的にラインを組んで仕上げるため、いろんな人材が必要になる。というのは、あたらずしも、遠からず。几帳面で、伝票や記録を付けるのが好きな人という人がおらず、ピーキーな技術者だけだと試験が不足して、品質が下がる。
開発は、マネージャー、開発者、テスト、マーケッタ、など様々な人が集まって最高の物を作り出す。開発者だけでテストやマーケッタ不在で物が作れるわけがない。
特に、優秀なテスタは几帳面さが重要。えてして、ピーキーな開発者には存在しない事が多い。もちつもたれつというヤツだ。
ただし、昨今の問題は、権限をもった開発者数が少なすぎるという事が問題だというダケ
同じ人間のみの会社とは、Yesマンのみの会社という事
少なくとも交換機やオンラインバンキングを支えている安定化・高信頼性のための組織論という部分に関しては学べることはある。
外資系の優秀な人だけで組んでいるラインでは見えない,いろいろな物が見えてくる。良いか悪いかは、個人の判断だが、そこでしか学べないノウハウというのは確かに存在する。
NTTや電力会社は日本全国津々浦々光ファイバーを張り巡らせていて、莫大な冗長化をそなえた、交換機システムがあって、そのおかげで、昨今の光ファイバー大国日本がある。そのノウハウを軽視するのだろうか?
まさか、ダークファイバーぬきで話をするのだろうか?NTTの回線ぬきでADSLが成り立つとでも言うのだろうか?
選ぶかどうかは君次第ではあるが、相手の言うことがどういう事なのかよく考えて、自分の価値観だけではなく、どういうノウハウが学べるのかよく考えて、キャリアプランを考えてた上で入る会社は選んだ方が良い。大企業にするか、ベンチャーにするか。ただ、間違っても、下請けでかつ、入社時のスキルを問わない会社は辞めた方がよい。
はいるならば、元請けの大会社か、技術力のあるベンチャーをオススメする。
ただ、技術力のあるベンチャーに就職したからと言って、自分が学べることがあるとは限らない。得てして、同指向の師があつまってしまうと、学ぶところは少なかったりする。
であれば、最初の5年間は大企業に勤めて、大規模ソフトウェア開発という物を学んでから、ベンチャーへ転職するのも悪くない。
大金を儲けたいなら
IT系やメーカー系など技術職にはつかないことだ。電通などの広告産業の超大手。フジTVなどのマスコミ系の超大手に入るべきである。
楽したいだけなら、MSやNTT本体を,はたまた銀行系、国家公務員をオススメする。
技術屋とは、ひもとけば、職人であり、技術を探求するという事が目的であり、金稼ぎとはほどとおい。
僕は技術を極めたかった。それは、単にプログラム能力にとどまらず、テストもしかり、営業もしかり、作って売るって意見を聞いてまた作るという作品制作の1プロセスを極めたい。
だから、NTT系列という超安定・超上位、そして、たぶん、出世コースにいたにもかかわらず、行き先もしれないベンチャーへと転身した。
まぁ、結論から言えば、人生という意味では大失敗だと思うよ。
でもまぁ、技術屋としては、重い技術と軽い技術と両方をその身につけるというのは、なかなか有り難いことだと思うよ。