: 元?SEからみるシステム作成

限られた資源を有効活用するために

Life is beautiful: 優秀なナースがいるとシステムがなかなか改善されないという話

このエントリを読んでいて不思議に思うのは、問題が得に起きていないシステムを改善しようとしていること。改善とは問題があるから、改善するのであって、問題がないなら改善する必要はない。むしろ、改善のつもりで改悪になることをこそおそれるべき。過去、改善のつもりでシステムを導入して、改悪、使われずに終わるか、何度も修正を繰り返してようやく、前と同じというシステムがどれだけあることか。変な話だがシステムは機械なので、単純作業の繰り返しには強いが、人ほど柔軟性がないので想定してない事態に弱すぎる

そもそもITシステムは人のためにあるものであって、ITシステムのために人がいるわけではない。また、人で置き換えた方が安いシステムは人で置き換えるべきである。ITシステムが2億円だと仮定して、そのシステムを10年使うとすると、120ヶ月なので月収30万のパートさんで置き換えるとすると、3600万円。約5人までなら人を増やしてもその方が安価となる。昨今、システムを10年使うところは少ないので5年としたら・・・それに直接雇わずにアウトソーシングなども含めて考えれば・・・。

ごく個人的な感想を申し上げれば、優秀なナースさんがいらっしゃるなら、システムを導入する前に、ナースさんの給料をあげること、数を増やすこと、待遇を良くすることを考えた方がマシじゃなかろか? ITシステム導入の経費がかさんで、ナースさんの待遇が下がり、優秀なナースさんがおやめになったら元の木阿弥以下
それでも、改善をというのであれば、現場に立って、ナースさんと対話しながら、経営者と対話しながら、長い目でシステムを構築してくれるSIerなりSEなりを見つけてからですかね。間違っても肩書きだけがSIerの単なるセールスマンではなく!

システムに王道なし。だと思っています。
お客様一人一人を見つめて、それぞれの立場を把握して、ナースさん、お医者さん、経営者さんのバランスを取り、最適なシステムを納める。それこそが、SEの本道なのですが・・・。そういう地道な作業は報われません。売れません。カタログだけ派手なシステムの方が売れます。だからもう、売りません。

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