2008年0414

七姫物語 5= 駄作が多くなったライトノベルの中の秀作

七姫物語

ついについに、中央の大国一宮と対等の関係を持つまでにいたった二宮。二宮に追いつめられて後がない一宮。そのセリフが双方ともカッコイ

受ける大国一宮
『よくここまできました。褒めて差し上げましょう』

攻める新国二宮
『よく逃げずにいました。褒めて差し上げましょう』

キャラ萌えだけのライトノベルが多い中、きちんとキャラを描けて、ストーリがあり、考えさせられるところがある良作。七姫物語 ついにここまで来た。というか、この新展開スゴすぎる。



お姫様と戦争

 普通、戦争物は男視点で語られることが多いが、この作品は、姫様視点。だからといって、王子様とのラブコメでもなければ、戦うお姫様の物語でもない。

 あえていうならば、心に優しさを持って、民草が幸せに暮らせればいいと願いの象徴であり、それでも、政治の舞台に巻き込まれ、男将軍達と民草の間に立って政治という舞台で戦うお姫様達のお話?

新展開!?

 今までは、末席七宮のお姫様が、いかに成り上がっていくか?というお話でしたが、この巻はすごい!!。大国一宮・二宮の対立の間に、残りの4つの宮が連合!!?と思いきや、滅ぼしたはずの4宮を滅ぼした側の七宮が担ぎ出して5宮連合。かと思いきや、ソレを見て1宮・2宮が大国連合。ヤベェ オラ ワクワクすっぞ?

とくにラストシーン

受ける大国一宮『よくここまできました。褒めて差し上げましょう』

責める新国二宮『よく逃げずにいました。褒めて差し上げましょう』

ここらへんが、青臭いセリフではあるが、いままでの気丈に戦ってきたお姫様達の性格を考えると、精一杯の強がりでもあり、泣ける

真の真なるキャラ萌え

 そうなんだよね。表面上の1巻でキャラが決まってしまって後は惰性で7巻まで引っ張るタイプの、見た目だけのキャラ萌えなんて、そんなもんですよ。

 この本はそうじゃない。先に進むにつれて少しづつキャラの魅力が引き出され、見かけじゃなくて魂に萌える。その存在のあり方に萌える。すばらしい、萌え。

 いやもう、かわいい><

 その上、ストーリーもちゃんとある。読める。面白い。もう、これはオススメですよ。お兄さん。

 つーか、今月電撃14冊ありますが、基本的に欲しかったのはこれだけ。あとは、暇つぶしに適当にヒマがあれば読みますよ。ホント


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