穴掘りシモンはダサイ・クサイ シモン
主人公の穴掘りシモンは、 だっさい、男の子。穴を掘るしか能がない 孤独な少年なのです。
それが、ある日ある時、1個の小さなドリルを掘り当てることから物語が始まります。
これは偶然ではあるんですが・・・シモンが毎日毎日毎日毎日必死に穴を掘って、宝物を探したから見つかった物でもあるんです・・・その小さな努力の結果・・・
小さくでダサイロボ 掘り当てる
小さなドリルを掘り当てた次は、小さな、小さなロボを掘り当てます。実は小さなロボは コアドリルといって、これの起動キーだったんですね・・・
小さなロボを手に入れたシモンは、写真下のはるかに大きな敵ロボを倒し、小さな小さな地下の村を飛び出して、大きな地上の世界へ旅立ちます。
ダサイ合体!!
敵のロボを奪った兄貴のロボと・・・合体・・・というか・・・頭の上に載っただけ・・・ですが・・・
進化
実際にこの合体はパワーを発揮し、漢合体となり・・・
敵から兜を奪い
装備して・・・カッコイイロボへと進化します。
敵戦艦 奪取
合体ロボを手に入れた主人公は、その合体パワーを生かして、今度は敵の巨
大戦艦をも奪い取ります。
さて、ここまでなら、単なる成り上がり物語なのですが・・・
さて、ここまでなら、単なる成り上がり物語なのですが・・・
この物語の、良さは、そこにはないんです。確かに、いきなりガンダムを手に入れてスーパーってのも有りはあり。ですが、この主人公は、ダサイロボから始まりました。ダサイロボから成り上がった・・・でもね・・・
人類の敵を倒すシーン
よく見てください、最後のというか、物語の折り返し地点のボスなんですが・・・
ここにたどり着くまでに、大戦艦を下り、合体ロボで突進し、その合体ロボを捨て、最後の最後は、最初に手に入れたあのロボで戦うのです。
実は、敵のボスもロボに乗っていたのですが、『所詮ロボなどこの程度か・・・』と敵の方が先にロボを捨てて戦うのです。そう、敵は生身の方が強かった><
で、その生身の敵と、最初に手に入れたダサイロボで戦う主人公シモン・・・
そして・・・敗れる・・・
が・・・
最後の最後に、ロボを捨て、最初の最初にひろった1本のドリルを手にグサリと敵の胸を突く・・・
そうなんです。
ダサイ=>ドリル=>小さいロボ=>合体ロボ=>巨大ロボ
とどんどん進化を進めていくのですが・・・最後の最後には・・
巨大ロボを捨て=>合体ロボを捨て=>小さいロボをおり=>ドリルでボスを倒す
逆向きなんですね。
このアニメのテーマの一つでもあると思うのですが・・・
外側に羽織ったロボの力で敵を倒すのではなく
敵を倒すのは最後の最後は主人公の力!!生身の一撃
強いロボがかっこいいんじゃないんだ!! 中身の俺がかっこいいんだ!!
シリーズの最後の最後もやっぱり、ロボをどんどんおりていくのですが・・・・
この何というのでしょう、最近のロボアニメにありがちな、ロボの力に頼るんじゃなく、あくまでも、個人に注目した。個人のガッツに注目した。それを引き立てた そういうシーンが好きだなぁと思います。
まぁ、であるからこそ、主人公の成長と努力が際だち、結局最後の最後は放浪の主人公となった(見方によっては)が哀れだと思うわけです。
この作品は結構深くて、いろいろなテーマといろいろな角度からの見方があると思うんです。実はシモンがモテモテの成年生活だった?というのを暗喩するシーンも実はあったりします。でも、それは描かれていません。描かれていないからこそ、僕は違うと思うのですが・・・なんというか、ガイナックス系の作品は深すぎてわかりにくいことがあるんですよね。
というわけで、1つのテーマとして、なんというか、持ち物の良さ、ブランド志向というか、成金思考的な日本人へのアンチテーゼつーか、なんつーか。本当の男は、内側で勝負だ的なテーマが1つあると思っていて、それが大好きで、みちゃったりしました。
でも、いろんな意味で、面白い作品ですから、みてみてくださいー