2008年0820

読売新聞が著作権管理団体ではないのに、発狂小町を閉鎖させた件 は 妥当ではあるがゆえに、ビジネスモデルに大きな影を残した形

「こんな“お化けサイト”になるとは思っていなかった」――「発言小町」なぜ人気(ITmediaニュース) - Yahoo!ニュース

この記事を読んで、読売新聞が、発言小町の内容を発狂小町が著作権法違反したとして、閉鎖を求めた件。



発言小町の著作権 - memorandum

こちらでも書いているが、昨今のインターネットのCGMビジネスの基本として、著作権は投稿者にあるとするのが一般的。発言小町もそうらしい。つまり、運営主体である読売新聞社は、全ての記事に置いて、著作権を有していない。

したがって、著作権者からのクレームがあった場合、それを代理して、一個人を訴える場合あくまでも、その著作権者のクレームがあった記事1つを削除できる権利が発生するのであって、閉鎖を求める権利は存在しない。

なので、ビジネス的に儲からないから閉鎖しろというのは、広告ビジネスとしてはよく理解できるが、法的な根拠が薄く、全体閉鎖は行きすぎた請求かという印象。

そして、このことは、いわゆる、読者投稿をベースとして、広告モデルでなりたっている、すべてのビジネスモデルに言えると思う。

読者投稿の著作権はすべて、読者にあり、広告を出している運営主体には存在しないことが慣例である。つまり、自らの複製サイトを禁じる術がないし、法律で認められた範囲の引用まで、利用規約などで禁止しようとすした場合、それはそれで、おかしな行為である。つまり、このサイトでは、ポジティブならよかった、ネガティブならだめだ。などという、善し悪しの判断をして良いのは著作権者だけなので、禁止するなら、一律禁止。ありとあらゆるコピー。googleなどへの開示も含めあらゆるものを禁止しないのであれば、やはり、越権行為だと思う。コピーの可否を決めるのがコピーライトで著作権の主たる権利なので、運営主体が可否を決めてはいけないという事かと。じゃぁ、ビジネス的にはどうするかというと、やっぱり、一律禁止の権利を委託してもらうということで、それって、著作権の部分的な委託だよなぁと ようするに、発狂小町有りと思っていた人の投稿のコピーまで消されてしまったというのは問題だと言うこと
発狂小町へのコピーは有り。認める。黙認すると思っていた人の権利が侵害されたって事だから。

そう考えていくと正直、広告ビジネスって成り立たないんじゃないの?と思う。だって、まとめサイトの方が、まとまっている分、広告的には人気になるからね。

そう考えると、Web2.0というのもが、広告ビジネスというのものが、実は著作権法上はなんの保護もされない、たんなる場所貸しビジネスであって、まとめ、サイトを作る方が裁判上等のような、企業やグループだった場合、まぁ、場合によっては崩壊するなぁと思う限りです。

ついでに、まとめサイトの方は編集に対する著作権があるので完全コピーは防げるというのが、また、笑えるところだ。

結局Web2.0でCGM型のサービスをやろうとおもったら、まとめ系のサイトに著作権で勝つのではなく、サービスで勝たないと行けないというのは、自戒としてありますねと。最後に。

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