: 世界者弱 うそつき勇者さまの物語(SS)

むかしむかし、 とっても 弱くて ひとりぼっちで、 ダメな少年が居ました・・・

少年は 村の話し合い(少年除く)で 勇者様に 選ばれました

よくわからないまま、少年は 武器を持たず、お弁当だけを持たされ むらの外へと旅立つのでした・・・

初めてであった敵・・・それは スライムでした・・・

武器も持たない・・・弱い少年は・・・

少年『・・・僕を食べないでしょう・・・お弁当をあげるから、ゆるして・・・』
スライム「・・・なんだこいつ・・・あまりにもよわそうだな・・・で、おまえ、その弁当出したら今日はどうすんだ?」
少年『・・・帰るところはないし・・・野宿?』
スライム「・・・死ぬな・・・」
少年『・・・うん・・・』
スライム「・・・俺んとこ・・・くるか?」
少年『・・・いいの!?・・・』
スライム「・・・まぁ、いいさ・・・一匹増えるのの2匹増えるのも一緒だからな・・・でも、弁当はくれよ?」
少年『・・・うん・・・』

こうして、少年は、スキル 『買収』を覚えた!


数日後 スライムに連れられて、狩りに出ていた少年は ドラキーと出会います。

ドラキー『くっちまうぞー』
少年『あの・・・きびだんごをあげるから、助けて・・・』
ドラキー『お、うまそうだな・・・こういう料理だけは人間族は上手いんだよな』
少年『よければ、僕らのリーダーになってもらえないかな?』
ドラキー『なに・・・リーダー?あー、おまえら、弱そうだからな・・・まぁいいや、めんどうみてやんよ』

スキル 『買収』が成功した
スキル『口八丁手八丁』を習得した




数日後・・・となり村の近くで少年が遊んでいると・・・・

少女『たすけてー』

なんと、少女がスライムベスに襲われている・・・

ドラキー・スライムに連れられた少年が・・・スキル『買収』を発動させる
少年『待つんだベス 人間の少女より、僕のお弁当のほうがオイシイぞ!』
ドラキー・スライム『確かに!!!』
ベス「え?そうなの!?」

無事 スライムベスもお弁当のとりこにした少年・・・
スキル 『さくら』を取得した

少女「助けてくれてありがとうございます。魔物を連れているなんて・・・もしかして、魔物使い・・・ということは勇者様!?」
少年『んー、連れているわけじゃないんだけど・・・勇者ではあるかな?』

こうして、少女は自分の村に、勇者様?の少年を連れて帰ることにしました。
悪い魔物から、少女を救ったのが、3匹の魔物を従えた 魔物使いの勇者様という事で 村は大歓迎

村人『勇者様! ぜひ、悪い大魔王をやっつけてください!』
少年『うん・・・いいけど・・・それには・・・必要なものが・・・』
村人『剣ですか?盾ですか?それとも、妖精の指輪とかですか?』
少年『ううん・・・お金?』
村人『・・・』

スキル 『ゆすり・たかり』を取得した


それから、数年がたち、多くの魔物たちに率いられた、勇者様 知恵者の魔物たちの指事で、あっちのむらで、ほいさっさ、こっちのむらでホイサッサ
基本的に 仲間の魔物が村を襲い、勇者が助ける そして お金を調達する というスタイルですので、弱い勇者様でも 簡単に 勇者業をこなすことができました。

その後、詐欺にかけた村からは、定期的に税金を徴収、かわりに魔物を派遣して村を守る。というモードに切り替えるので、詐欺がバレることもなく、村も平和になり
なんとなく、上手く行っておりました

そんな折、王様に化けた魔王の手下が 支配しているという国に、勇者が派遣されます。
賢者系の魔物が出した知恵で、戦士系の魔物がとってきた、ラーの鏡を持たされた勇者様が トロールの前に立ちます

勇者『異議あり! お前の正体はお見通しだ! くらえ!』
ラーの鏡に、魔物の正体が映し出されます
トロール『かくなるうえは、オマエをくってやる』

勇者『ちょっと待った!べつに、お前倒すつもり無いし・・・このまま偽の王様やってほしいんだよね?』
トロール『え?』
勇者『でさぁ、いま税率80%じゃん?さすがに、どうかって、空気が流れてるわけ・・・このままだと、革命起きて、おまえ、やられるぜ?』
トロール『え?え?』
勇者『でさぁ、勇者の説得に応じて、って感じで 税率をさ、段階的に30%まで下げて欲しいわけ』
トロール『あ・・・あの、話が見えないんですが・・・』
勇者『あ、税収?来にしなくていいよ。うちの上のほうが、そういうの得意だから・・・なんていったっけ、経済発展?すれば、税率下げても税収はあがるらしいから』
トロール『どういうこと?』
勇者『だから、魔物が国を納めてるなんて、最高じゃん? そういう国がすくなくなると、こまんだよね。だから、ヘルプ派遣されたわけ』
トロール『は?』

勇者『で、トロールおまえ、いくらもらってんの、うちの上は倍だすって言ってるよ。今の魔王への貢物交渉もやっから、あー、なんだっけ、2重スパイってやつらしいよ』
トロール『はぁ』
勇者『あー、まぁいいっから、ここにサインして。あとは、派遣される魔物の指示にしたがって。万事まるごとうまくやっから。うちの上は優秀だからから』
トロール『はぁ』

こうして、魔物に率いられている勇者様は、新しい国を買収することに成功しました。

スキル 『陰謀』を取得した


たまに、真実に気がつく 悪代官もおりましたが・・・
そういう場合は、あきらかに勇者よりレベルの高い魔物が派遣され
悪代官が攫われ・・・

勇者が軍団を率いて、取り戻しに来る頃には
すっかり、真実を知らされ・・・勇者なんて居ないんだという絶望と
あたらしく今より良くなるお給料にちょぴり心躍らされ
美しい魔物の接待により、すっかり気を良くした悪代官を

みごと勇者が回収し
悪代官は、口八丁手八丁で、勇者の活躍を国に報告するのでした

スキル 『懐柔』を取得した


こうして、勇者様の旅は続きます!

な、なんだってーーーー

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