レビログ

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2006年1025

A-BOYの次はYaoi-Girls? メディアの魔の手が腐女子にものびてきた

腐女子今回、ご紹介するのは、この2冊
ヲタだって可愛くなりたい[Amazon]
腐女子化する世界―東池袋のオタク女子たち[Amazon]

都市開発により、大量の資金が秋葉原に流入したアタリから、そこに住む、オタク達にも久しぶりに、好奇の間差しが向けられました。
そして、今度のブームでは、オタク=キモイという定形の路線だけではなく、どうやら、女オタク=腐女子にまで、魔の手が伸び始めているようです。
たしかに、腐女子という単語が定着したせいで、その単語が一人歩きしているのかもしれません



とりあえず、腐女子について書きたかったと思われる中公新書

腐女子化する世界―東池袋のオタク女子たち[Amazon]


東池袋を取材したあるTVディレクターは、「カメラで撮らせてください、とお願いをすると『恥ずかしいからやめて下さい』とすごく嫌がる。」別に悪いことをしているわけじゃないのにと不思議がる。

同書 P36

この本そのもの、およびレビログも含め
本人達が、悪い、悪くないではなく、
第3者が、芸能人でない、人のプライベートを晒す行為は良くない行為なのに、何を持って、不思議がるのだろうか?
マスコミの人は、他人のプライベートを晒すことになれすぎていて、一般人のプライベートを晒すことが、無条件に良いことではないという、自戒の念を忘れているのではないかと思わされた一文

この本自体、腐女子という単語は、自分で自分に自虐的に使われるから許されるのであって、他人がいったらいけないよね、と書いてあるのだが・・・実際、本のタイトルに使ってるし・・・

まぁ、作者が女性らしいから、自分のことをいってますよ・・・セーフですよ。という事だとは思うが・・・

腐女子は美人ぞろい?
普段から、「人前に出るときは最低限の服装をする」ことをコミケ会場に来るときも心がけているだけだ
同書 P38
コミケの日にしか着られない、フリフリの衣装を着るために、コミケの日だけオシャレするという地味お姉さんもいるわけで・・・
腐女子の生態の分析が正しいかというと、偏っている気がする。


結論から言うと、本書にて、腐女子の生態を扱っているのは全体の1/3程度、中盤から、ブランドオタクなどオシャレ系の話題にシフトし始め、最後の方では、結婚やキャリアなど女性全体の社会問題の話へと話がシフトする。

最終的には、生活が大変で、生きるために必死な女性は、自分探しに飽きて、自分忘れの旅に出て、女性がみんな腐女子かする日も近いのか!?

みたいな、流れになっていますが・・・

腐女子は人口のほんの一部です。
ほかにもいろいろな女性達がいます。
腐女子といったって、上流階級の某有名な方から、生活保護を受けるくらい下層の方まで千差万別です。
赤が好き、青が好きと同じぐらい、単に個人の趣味の問題です。
それを、社会現象としてとらえるのは、いかがなものか・・・

なんというか、どちらかというと、昨今、噂になっている、腐女子の話題で、1冊本を書くことが目的の本というのが、印象

オタク女に目を付けた編集がスゲェ

ヲタだって可愛くなりたい[Amazon]

ヲタだって可愛くなりたい
こちらのBlogの書籍化です。

書籍化にあたり、顔出しについて打診された時 誰だか特定できない程度なら大丈夫です・・・とOKしたのですが・・・。

本を見た母が・・・(母にだけブログや書籍化の事を話してあります)

「・・・・これ、もろアンタじゃん・・・」

From:[ヲタだって可愛くなりたい]

顔出し(オビですね)裏側には全身像も載っています。

まぁ、かわいい系で、いいんじゃないでしょうか?
もっとも、個人が特定できることにより、ストーカーなどの被害が心配されますが・・・

内容に関しては、レビログをごらん頂いていると言うことは、本家をごらんになれるという事なので

書籍ではなく、無料のBlogをオススメ致します(ww

オタクでもオシャレをという流れが少しづつでも、出てきたのは良かったです。
やってみてわかることですが、
オシャレというのは情報力が命かなぁと 化粧水1つ選ぶにしたって友達との情報交換は大事みたいな・・・

クラスで孤立しがちな、オタクには、こういった、何がオシャレで、何がオシャレじゃないか?。どんな物が良くて、何がダメか?という情報交換の手段がなかったわけで、事、ファッションに関しては厳しい物がありました。
でもまぁ、昨今、インターネットの普及と、コミュニティーの形成により、オタクでも、他のオタクとの交流。ライトオタクとの交流により、情報交換がはかれるようになり、普通のファッションセンスを身につけるチャンスが生まれたわけで・・・なんか、こう、よかったと。

しかし、逆に、そういった、コミュニティーから、いままで、隠れていたオタク達の生態が徐々に人目につくようになってきたというのも事実かも知れません。

そうして、メディアの魔の手が、腐女子にもあたった格好というのがこの2冊ではないでしょうか?

結論

物にはなんでも、有名税というのがつきまといます。
有名になることにより、一定の利益を得られる一方、不利益も被ります。

はたして、Yaoi-Girls(腐女子)が、多数のメディアに取り上げられる予兆を見せ始めた昨今・・・

これは、本当に良いことなのでしょうか?

もちろん、理解されるということは、良いことです。市民権を得るという事につながりますから。

しかし、その実、好奇の目にさらされる、偏見・偏向報道に晒される。という事態にもつながります。
過去の、オタク報道・・・フィギュア萌え属が犯人ではないかと憶測された事件とか・・・いろいろありますからね。

2冊目の本のように、オタ女さんが、自分のことを語る分には、比較的問題ないというか、良作の部類に入りますが、
1冊目のように、第3者的視点から、自分が調べた範囲の腐女子論を、その他の社会問題と連動するという離れ業を使いつつ、論文調でのべるタイプの物は、悪意はないんでしょうが、悪意はない分、自分が調べた範囲の腐女子論を一般論と誤解されかねないというところで、問題が大きいなぁと思いました。

腐女子の皆様方、マスコミの取材をお受けになるときは、くれぐれもご注意を


レビログ::雑誌乱読 ananにて、オタク女 系 特集
*おまえが言うな、おまえが・・・と思われた方・・・えぇ、ごもっともです。
気軽に腐女子・腐女子と使ってきましたが・・・ちょっと考え直させられる2冊でした。



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■ 2006年10月25日 03:12  | トラックバック( 2 )件  | コメント( 1 )件
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コメント一覧

心は萌え(管理人)(--)『

お気軽にコメント下さい。ただし、基本的に読んではいますが、お返事はほとんどしません。お返事が必要な方はTOPページにあるメールアドレスへメールを送って下さい。

 

y本(2006年10月25日 18:49)『

今日発売のananでも腐女子についてちびっと言及されてます。内容は「ちょっと的外れてなくね?」なものですが…

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